箱根湯本温泉

 

 春の箱根湯本温泉

 箱根湯本温泉は東京方面からは箱根の中で最も近い温泉場です。  箱根湯本は小田急線のロマンスカーで新宿より90分、箱根湯本駅の周辺から数キロ圏内にあり、国道1号線、箱根旧街道など、たいへん交通の便に恵まれています。  
 箱根登山電車を始め、箱根登山バス、伊豆箱根バスなど、箱根山の各地へ向かう交通機関もほとんどこの箱根湯本を経由しておりますので、箱根観光の拠点として、たいへん便利です。
 箱根湯本温泉は箱根の中でも古くから開発された温泉場で、奈良時代の発見と伝えられています。
 箱根の水を集めた、早川須雲川の合流点にあり、箱根の山にしみ込んだ雨水が温泉となり、湧き出していたものです。
 当時は 自噴の湯、または渓谷沿いに横穴を掘って利用もされていました。 

 鎌倉時代には湯本の背後の湯坂山を経由する湯坂路箱根権現への参詣道として賑わい、この頃から湯治場として賑わい始め、東海道が箱根を越えるようになると、その宿場町としても利用されるようになりました。
 戦国時代の武将、北条早雲も湯治場として利用していた事から「早雲足洗いの湯」とも呼ばれていました。

 江戸時代、東海道の旅人に認められていたのは、箱根宿と小田原宿でしたが、小田原宿も、箱根芦ノ湖湖畔の箱根宿も温泉がなかったので、温泉がある湯本宿に宿泊する旅人が多くなりました。
 この頃、箱根宿と小田原宿の旅籠(はたご)の主人達が、湯本宿での宿泊を禁止するように道中奉行に訴えた記録があります。
 この争いは湯本宿側の働きかけが実り、結果として湯本宿での宿泊が認められる事となりました。

 江戸時代の東海道は現在、箱根旧街道と呼ばれ、箱根細工の里として知られる畑宿甘酒茶屋を経由して箱根町に通じています。
 箱根湯本の街中にはこの旧街道沿いに早雲寺正眼寺といった寺があります。

 古くから開発された温泉場は「湯場」と呼ばれている地区ですが、現在の箱根湯本の街は早川と須雲川のふたつの渓谷に沿って、大型観光旅館、ホテルタイプ、小規模な旅館、個性派、ペンションタイプ、高級旅館といろいろなタイプの宿泊施設が揃っています。
 温泉の多くは単純泉石膏泉塩化物泉です。

箱根湯本の宿泊施設

   滝通り  
  ホテル おかだ スパリゾートを備えた箱根温泉屈指の総合リゾートホテル。
  箱根の森おかだ 天然源泉を敷地内に5本保有するスパリゾート。
  箱根湯本ホテル 本格的イタリアンレストランが自慢のホテル。
  ホテル南風荘 花崗岩と青石をふんだんに使った大浴場がある。箱根須雲川沿い。
 

彌榮館(やえいかん)

食事部屋出し、貸切野天風呂もある箱根湯本の中心部の旅館。
  箱根パークス吉野 箱根須雲川に面した設備の整ったホテル。
  天成園 優美な「玉簾の滝」が庭園にある箱根須雲川沿いの宿。
  与謝野晶子ゆかりの飛烟閣 天成園の中の和風数奇屋作りの古き木造旅館。
  ホテル マイユクール祥月   ベージュを基調にした客室を持つ落ち着いた箱根湯本のホテル。
  ペンションおかだ ホテルおかだのペンション部門。
  遊心亭 貸切家族風呂と2つの露天がある、箱根湯本温泉、全11室の宿。
  ホテル 仙景 落ち着いた佇まいと展望露天風呂が自慢の宿。
  離れ家式和風旅館 山家荘 和の風情と自然が織りなす情緒豊かな箱根の老舗旅館

   旧街道

 
  箱根の湯 花紋 箱根旧街道に面した城郭のような宿。
  旅館橘 箱根湯本温泉の町並みが見える旧街道沿いの大型旅館。
 

ホテル箱根滝亭

箱根湯本旧街道。秋田県玉川温泉の「北投石」を入れた大浴場。
 

寿司の宿 慧照

箱根で寿司職人によるお寿司をお手ごろな料金で。
 

金湯苑

箱根湯本温泉の町並み、須雲川を望む高台の宿。
  雀のお宿 春光荘 箱根旧東海道に面し、竹林に囲まれたた和の宿。
  雉子亭 豊栄荘 3000坪の庭園を持ち、ゆったりとした客室。箱根旧街道沿い。
 

くつろぎの宿 静観荘

2006/11全館リニューアルオープン。箱根旧街道沿いの宿。
  木もれびの宿 ふるさと 2004年オープン。露天付客室3室など全6室の小さな箱根の隠れ宿。
  あまゆ荘 自然に囲まれ開放感たっぷりの露天風呂が自慢の温泉旅館。
  湯さか荘 一年中楽しめる日本庭園風露天風呂。
  玉庭 箱根湯本温泉の高台に佇む閑静な宿。

   湯本駅付近

 
  箱根水明荘  箱根湯本駅より徒歩3分。早川のほとりのくつろぎの宿。
  POSADAすいめい 箱根水明荘別館。一人旅専用ホテル。
  湯本富士屋ホテル 箱根湯本駅近く、早川に沿い、本格的和・洋・中レストランがある。
  千尺の湯 湯蔵 自家源泉を持ち、新会席料理が味わえる、全5室の宿。
  仙景プラザ 箱根湯本駅近くで、気軽に泊まれる温泉宿。手ぶらでGO。
  ままね湯 ますとみ旅館 効能自慢の源泉を持つ温泉宿。女将のアイデア料理も人気。
  ホテル 河鹿荘 箱根湯本温泉の中心部、須雲川と早川の合流点の川沿いの宿。
  せせらぎの宿 緑風荘 箱根早川渓流沿いの温泉宿。麦とろろ懐石。

   奥湯本

 
  ホテル はつはな ホテル的サービスと和風気配り。
  ホテル おくゆもと 豊かな緑に囲まれ、須雲川のせせらぎが心地よい露天風呂。

 
地域区分の説明
滝通り
  須雲川沿いの「滝通り」の周辺地区です。通りの名は近くの「玉だれの滝」に由来します。
旧街道
  箱根旧街道に沿った地域です。
奥湯本
  箱根旧街道の奥まった地域です。須雲川の渓谷も深くなり、箱根湯本の中では、山深い温泉場となっています。 


CIMG1444-15.JPG (87591 バイト) 早雲寺 永正16年(1519年)没した北条早雲の遺言により早雲寺は二代目氏綱が建立しました。
CIMG1499-15.JPG (79636 バイト) 正眼寺 旧街道沿いにあり、中世の地蔵信仰の時代からの歴史があります。
湯本見番  箱根湯本温泉の芸妓置屋の組合、箱根湯本芸能組合の「湯本見番」では、芸妓の踊りなどの稽古が行なわれています。
CIMG1496-15.JPG (78614 バイト) 箱根観音福寿院  江戸時代、この付近を通りかかった旅人が、山賊に襲われ須雲川の谷底に落とされたが途中で木に引っかかり助かりました。旅人は信仰していた観音菩薩のおかげと信じ、ここに庵を建てたのが始まりと伝えられます。
鎖雲寺  旧街道を箱根湯本から畑宿に行く途中、須雲川の集落にある臨済宗の寺。「箱根霊験記いざりの仇討」の主人公躄勝五郎・初花のお墓があります。寛永7年に建てられました。
CIMG1487-15.JPG (70436 バイト) 旭橋  旭橋は国道1号線が、箱根湯本から塔ノ沢へ向かう途中に早川を渡る橋です。すぐ上流の函嶺洞門と共に土木遺産に指定されています。明治26年に木造トラス構造の旭日橋がこの場所に架けられました。
CIMG1493-15.JPG (78986 バイト) 須雲川 かっては古芦ノ湖から大量の水が流れて、現在の深い渓谷を造ったとと考えられるが、現在は屏風山付近の湧水が源流で箱根湯本で早川と合流します。
CIMG1490-15.JPG (75353 バイト) 熊野神社  温泉の神様の熊野神社は箱根の各温泉場にありますが、箱根湯本の熊野神社は「湯場」にあります。
wpe17.jpg (21528 バイト) 駒形神社 「須雲川」の集落、旧街道の箱根湯本から畑宿の間にあります。神社は集落が終わる地点の急傾斜の階段を登った山の上にあり、集落を見下ろしています。
wpe19.jpg (21213 バイト) 守源寺  畑宿にある寛文元年(1661年)に建てられた日蓮宗の寺です。旧街道を湯本方面から行くと、集落の最後になる位置にあります。現在の寺の建物は昭和5年の再建で、箱根七福神の「大黒天」が祀ってあります。
wpe1B.jpg (16955 バイト) 白山神社  「天平年間(729-748年)に浄走坊が、この湯本の地に白山権現を勧請し、十一面観音を祭ったところ温泉が涌出してきた。その温泉に浴した人々はことごとく塙瘡が治った。」とあります。湯本の旧街道近くにあります。
wpe1.jpg (22582 バイト) 湯場  箱根湯本で最も早く開けた「湯場」は湯坂山の直下にあり、湯坂山から湧き出る温泉を利用していました。
wpe4.jpg (17728 バイト) 函嶺洞門 湯本と塔ノ沢の中間、旧国道1号線にあります。昭和6年完成の当時としてはめずらしい珍しい鉄筋コンクリート製シェルターで、平成17年度に旭橋と共に土木遺産に認定されました。
wpe6.jpg (14863 バイト) 畑宿 箱根旧街道にある集落です。
江戸時代に東海道にあった箱根宿と小田原宿の中間の間の村(あいのむら)としてはもつとも賑わったとされています。
ms03_04.jpg (19679 バイト) 玉簾の滝 須雲川沿いの湯本温泉街の近くの滝。旅館「天成園 」の庭園にあり、高さ23m。同じ庭園内には「飛焔の滝」もあります。
CIMG1752-15.JPG (73109 バイト) 湯本橋 現在の小田急線・箱根湯本駅方面から湯場、滝通りなどの湯本の温泉場へ早川を渡る橋です。
CIMG1742-15.JPG (76588 バイト) 白石地蔵 箱根湯本駅の裏手の岩壁にある、鎌倉時代後期に彫られたといわれる地蔵です。

 


アクセス 

 箱根湯本は箱根の中の最大の温泉街で、各種の飲食店、土産物店などの施設が大変整備されております。 なお、JRをご利用の際は小田原より小田急線で箱根湯本駅までお越し頂くか、箱根登山バス、伊豆箱根バスなどで「箱根湯本駅」パス停でお降り越し下さい。小田原駅からの箱根方面行きのバスは全て箱根湯本を通過します。


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