芦ノ湯温泉

 

 芦ノ湯温泉は箱根七湯の一つとして古くから知られた温泉です。
 もともと、この付近には芦ノ湖と呼ばれる池(現在「芦ノ湖」と呼ばれている湖とは異なります。)がありましたが、埋め立てられて集落が出来ました。
 鎌倉時代には箱根を越える時、(現在の)芦ノ湖よりこの芦ノ湯を経由して湯坂山に下るルートが使われました。当時は地蔵信仰が盛んであり、箱根は霊地とされていましたので、この付近には箱根石仏群と言われる、多くの史跡や精進ガ池曽我兄弟の墓と伝えられる五輪塔などもあります。
 江戸時代、箱根芦ノ湖の畔には東海道の箱根関所と箱根宿がありましたが、箱根宿には温泉がありませんでした。箱根で宿泊する事になった旅人の一部は箱根宿から移動してこの芦の湯に泊まったという事です。
 当時の資料では湯宿は6軒ほどで宿には内湯はなく、集落の中心にいくつかの共同浴場があったという事です。共同浴場には底なし湯、中の湯、小風呂、大風呂があり、小風呂は貸切も出来たという事です。

芦の湯温泉

  

芦の湯の宿泊施設

  松坂屋本店 1662年創業。多くの文人墨客にゆかりのある歴史ある温泉宿。
  美肌の湯きのくにや 箱根で280年の歴史を持つ。効能自慢の硫黄泉。
  きのくにや遊仙観 効能自慢の硫黄源泉。館内の書画展示などに280年の歴史。

 

 

CIMG1567-15.JPG (91623 バイト) 朝日・弁天山遺跡 芦ノ湯温泉を見下ろす朝日・弁天山にある遺跡。約13,000年前の無土器時代の黒曜石の石器が発見されました。
CIMG1564-15.JPG (79205 バイト) 阿字ケ池 現在の芦ノ湯温泉付近は昔は湿原で、「芦の海のある湯」という意味で芦ノ湯と呼ばれていたようですが、江戸時代に湿原は干拓されました。
CIMG1561-15.JPG (82663 バイト) 阿字ケ池弁財天 阿字ケ池付近にある弁財天。阿字ケ池が干拓それる前は池のほとりにあったと言われています。箱根七福神のひとつです。
CIMG1540-15.JPG (72258 バイト) 六道地蔵 箱根石仏群の中で、最大の地蔵磨崖仏、六道地蔵。精進が池を見下ろす位置にあります。
IMGP1156-20.JPG (52540 バイト) 精進ガ池 箱根の中でも特に寒く、風が強く、霧の多いこの付近は、鎌倉時代には地蔵信仰の霊地とされ、池の対岸は死出の山と呼ばれました。 
CIMG1533-15.JPG (78371 バイト) 箱根石仏群 芦の湯から双子山と駒ケ岳の中間の斜面を昇り精進ガ池の手前に、国道一号線の両側に分かれて、二十体以上の菩薩、地蔵が岩に刻まれています。
CIMG1531-15.JPG (81028 バイト) 曽我兄弟の墓 3つの五輪塔は曽我五郎・十郎兄弟と十郎の恋人、虎御前の墓と伝えられています。
CIMG1559-15.JPG (86942 バイト) 湯坂道 鎌倉時代には箱根権現への参拝道として利用されたので鎌倉道とも呼ばれます。
CIMG1534-15.JPG (57590 バイト) 駒ケ岳 山頂にはかって箱根権現の前身といわれた駒形神社がありました。

      

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