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2万年前の箱根火山の活動により、早川がせき止められ、箱根火山の内側に大きな湖が誕生しました。
この湖は古芦ノ湖と呼ばれ、現在の箱根・芦ノ湖の4倍、水位も50m程度高かったと思われています。
箱根火山の内側にたまった水は、この湖から箱根の二つの川、須雲川と早川に流れ出ていたようです。
現在の須雲川の深い渓谷の形から考えて、こちら側に大量の水が流れていたと考えられます。
その後、早川側の侵食が激しくなり、水は早川側に流れるようになり、水位が下がってやがて須雲川には流れなくなりました。
さらに、箱根で現在も活発な活動をしている、箱根・大涌谷の爆発で、土砂が古芦ノ湖に流れ込み、この土砂で出来上がった仙石原高原により湖は分断され、仙石原が出来ました。
早川の侵食がさらに進み、仙石原側の水が流出して現在の箱根・仙石原湿原が出来ました。
江戸時代には箱根湖、または万字ガ池と呼ばれていました。芦ノ湖という名はもともと芦の湯にあった小さな沼地でしたが、その後埋めたてられてなくなりました。
この芦ノ湖の名がいつか箱根湖の名として、誤り伝えられたという事です。
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